いちご狩りの予定を立てるとき、意外と後回しになりがちなのが宿選びです。近江八幡は駅近のビジネスホテルから琵琶湖を望む温泉宿まで幅があり、当日の動き方によって向き不向きが変わります。正直、駅前の宿と湖畔の宿では過ごし方がまるで違います。ここでは近江八幡駅周辺と近江八幡市内の宿6軒を、評点とアクセスの両面から比較します。
いちご狩り前後の宿選びで見ておきたいポイント
朝からいちご狩りに向かうなら駅近で身支度が楽な宿、前泊してゆっくり温泉に浸かってから向かうなら大浴場や露天風呂のある宿が向いています。まず全体像をつかめるよう、6軒を並べた比較表を用意しました。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| コンフォートイン近江八幡 | 洗浄機付トイレ完備の客室 | 朝食評価3.9 | 12歳以下添い寝無料 | サービス評価3.87 |
| ABホテル近江八幡 | 大浴場あり | 朝食評価4.02 | 禁煙ルームあり | 立地評価4.18 |
| グリーンホテルYES近江八幡 | 人工温泉の大浴場(ナトリウム・カルシウム塩化物泉) | 朝食評価4.33 | 送迎バスあり | 清潔感評価4.14 |
| 近江八幡まちや倶楽部 | 家族風呂付き客室 | 朝食評価4.74 | ラウンジあり | サービス評価4.71 |
| 休暇村近江八幡 | 天然温泉の露天風呂(単純温泉) | 夕食評価4.5 | 送迎バスあり | 立地評価4.41 |
| 近江八幡ステーションホテル | 洗浄機付トイレ・浴衣あり | 朝食評価3.77 | 駅徒歩2分でアクセス良好 | 立地評価3.89 |
評点だけを見ると、まちや倶楽部と休暇村近江八幡がひとつ抜けています。ただし駅からの距離やレビュー件数はかなり違うので、そこも含めて見ていきます。
近江八幡でいちご狩り旅の拠点になる宿6軒
近江八幡駅から徒歩2分、添い寝無料で身軽に動ける「コンフォートイン近江八幡」

コンフォートイン近江八幡は、JR近江八幡駅より徒歩約2分という立地です。いちご狩りの集合時間が早い日でも、駅前に泊まっていれば朝の移動でバタつきません。
公式サイトによると「全室禁煙。オリジナル枕『チョイスピロー』を全室に導入。」とのことで、寝具にはこだわりがあるようです。12歳以下の添い寝が無料になるプランもあり、子連れでのいちご狩り旅にも使いやすい宿です。
朝食評価は3.9、サービス評価は3.87。突出して高いわけではありませんが、駅近という一点だけで選ぶ価値のある宿です。ただ、レビューには線路側の部屋で夜間の列車音が気になったという声もあり、部屋の位置は予約時に確認しておきたいところです。
大浴場と朝食評価4.02、駅近で疲れを翌朝に持ち越さない「ABホテル近江八幡」

ABホテル近江八幡も近江八幡駅から徒歩約2分。コンフォートインの隣接エリアにありながら、大浴場を備えている点が違います。
公式サイトの案内では「当ホテルは過ごしやすさを重視しており、心地よく眠りについていただけるようにベッドや布団、枕にこだわっております」とあり、寝具への言及はここでも見られます。朝食評価は4.02、立地評価は4.18、清潔感評価は4.13と、7項目のどの評点も4を超えているのが特徴です。
いちご狩りで歩き回った後に大浴場で疲れを流してから休めるのは、駅近ホテルの中では貴重です。作務衣が用意されている点も、旅の荷物を減らしたい人にはうれしい配慮です。
人工温泉と近江牛の朝食、疲労回復の湯上がりを楽しめる「グリーンホテルYES近江八幡」

グリーンホテルYES近江八幡は近江八幡駅から徒歩7分、送迎バスもある宿です。駅からは少し離れますが、その分館内の設備が充実しています。
風呂はナトリウム・カルシウム塩化物泉の人工温泉で、大浴場形式。効能として疲労回復、肩凝り、腰痛が挙げられています。いちご狩りで屈んだり歩いたりして疲れた体には、ちょうどいい効能です。朝食評価は4.33でこの6軒の中でも高め。寄せられている口コミには、駅近で分かりやすい立地、暑い日のウエルカムドリンク、部屋の清潔さについて触れたものがありました。
一点だけ気になるのは、夜のエアコンの音を挙げる声があったことです。静かな環境を重視する人は、この点だけ知っておくとよいでしょう。
蔵を改装した客室と評点4.69台が並ぶ、静かに過ごしたい人向けの「近江八幡まちや倶楽部」
驚くのはグリーンホテルYES近江八幡の評点の高さです。サービス評価4.27、室評価4.12、朝食評価4.33、清潔感評価4.14と、ほぼ全項目が4を超えています。他の宿がおおむね3.7から4.3の範囲に収まっているのに対して、ここだけ頭ひとつ抜けています。人工温泉の大浴場を備え、朝食にも定評があります。
寄せられている口コミには、蔵を改装した落ち着く空間、大正時代のお屋敷の中に明治時代の蔵があるという記述、のんびり過ごせたという感想がありました。レビュー件数は152件と他の宿より少なく、まだ知られ始めたばかりの宿という印象です。
いちご狩りだけでなく、近江八幡の町歩きも合わせて楽しみたい人には、いちばんに検討してほしい一軒です。
琵琶湖を望む露天風呂と近江牛の会席、温泉から一日を始められる「休暇村近江八幡」
近江八幡駅から近江鉄道バスで約43分。少し距離はありますが、休暇村近江八幡は温泉と食事の両方に力を入れた宿です。
公式サイトによると「休暇村近江八幡は全客室から琵琶湖のレイクビューをお楽しみいただけるホテルです」とのこと。風呂は単純温泉で、効能に神経痛、筋肉痛、関節痛とあります。露天風呂からは沖島と比良山系が見えるそうです。
夕食評価は4.5、朝食評価は4.39。滋賀県の食材を使った季節料理が出ることも公式サイトで案内されています。ただ、夏休み期間で子連れが多く賑やかだった、夕食会場が混み合っていたという声もありました。静かに過ごしたい人は、時期を選んだほうがよさそうです。
いちご狩りの前日にここで温泉と近江牛を楽しみ、翌朝バスで市街地へ戻るという一泊も考えられます。ただしバスの本数は限られるため、時刻表の確認は必須です。
駅前でリニューアル済み、朝から動き出しやすい「近江八幡ステーションホテル」

近江八幡ステーションホテルはJR近江八幡駅南口から徒歩2分。館内が全面リニューアルされた老舗ビジネスホテルです。
公式サイトの案内では「駅近の老舗ビジネスホテルが、館内フルリニューアル」とされています。設備には浴衣、洗浄機付トイレ、テレビなどひととおりが揃っています。朝食評価は3.77、立地評価は3.89。突出した項目はありませんが、駅近という条件は変わりません。
無料駐車場があるため、車でいちご狩りに向かう人にも使いやすい宿です。館内2階には美術ギャラリーもあり、朝の出発前に少し時間があれば立ち寄れます。
清潔感4.6の高評価、スタッフの心遣いに触れる「近江八幡 まちや倶楽部(旧名称:MACHIYA INN近江八幡)」
いちご狩りを楽しんだ後のひとときを、情緒ある空間でゆったりと過ごしたい方におすすめなのが「近江八幡 まちや倶楽部(旧名称:MACHIYA INN近江八幡)」です。こちらの宿は口コミ評点が4.6(153件)と非常に高く、宿泊客からも厚い信頼を寄せられています。
特筆すべきは、スタッフの方々の素晴らしいホスピタリティです。「受付の担当者さんの話し方や気遣いが本当に素晴らしく、とても気持ちよく過ごすことができました」「受付の方の対応は今までで一番良かったです」といった声が寄せられており、初めてレビューを書きたくなったという宿泊客が現れるほど、心温まる接客が魅力となっています。
お部屋は昔ながらの趣を感じさせる造りとなっており、近江八幡らしい情緒に浸ることができます。アクセスも良好で、JR近江八幡駅北口からバスを利用する場合、「八幡堀(大杉町)八幡山ロープウェイ口」バス停から徒歩2分、タクシーでも5分ほどで到着します。
最低料金は12,750円からとなっており、大切な人との旅行や自分へのご褒美に、質の高いサービスと落ち着いた空間を求める方にぴったりの宿です。いちご狩り観光の拠点として、心地よい休息の時間を提供してくれるでしょう。
近江八幡のエリアと交通、予約の勘所
いちご狩りの拠点として考えると、駅近3軒(コンフォートイン近江八幡、ABホテル近江八幡、近江八幡ステーションホテル)は移動のしやすさが強みです。車での移動が前提なら、名神高速の竜王IC、八日市ICからのアクセスも視野に入ります。
価格は2026年9月時点・2名1室の目安で、駅近の宿はおおむね1泊3200円から7000円台、まちや倶楽部は11550円、休暇村近江八幡は13000円からとなっています。温泉や個性のある空間を求めるなら価格差はありますが、その分体験は変わってきます。
土日祝は休暇村行きのバスが運休になるという案内もあるため、車を持たない人がこの宿を選ぶ場合は事前確認が欠かせません。
よくある質問
- 近江八幡駅から一番近い宿はどこですか。
コンフォートイン近江八幡とABホテル近江八幡が徒歩約2分、近江八幡ステーションホテルも徒歩2分です。
- 温泉に入れる宿はありますか。
グリーンホテルYES近江八幡が人工温泉の大浴場、休暇村近江八幡が天然温泉の露天風呂を備えています。
- 落ち着いた雰囲気で過ごしたい場合は。
近江八幡まちや倶楽部が家族風呂付きの客室と評点の高さで候補になります。静かな時間を過ごしたい人向けです。
まとめ
近江八幡でいちご狩りを楽しむ日の宿は、駅近の身軽さを取るか、温泉や町並みごと楽しむかで選び方が分かれます。朝の集合に間に合わせたいだけなら駅前の3軒で十分ですし、前泊して旅そのものを楽しみたいなら、評点の高いまちや倶楽部や、露天風呂のある休暇村近江八幡が候補になります。どちらを選んでも、翌朝のいちご狩りに向かう体力は温泉でしっかり整えられるはずです。
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